いろいろあります科学切手。 そんな中でも意味ありげな図案でも浅学の私なぞには?な切手がわらわらあります。 「判らない⇔よけいに気になる」の無限ループに陥ってしまうそんな時、誰か教えて! これは何?
宇宙資源をテーマにしたルクセンブルグの切手。地球の上には(とても見にくいですが)Os・Cu・Ir・Ni・C・Rh・Mn・Ag・Ru・Au・Fe・Ti・Co・H・Pt・N・Al・Pd・Wと何と19もの元素記号が!
元素のセレクションも謎(そもそもこんだけの元素が容易く手に入ると思うのは楽観的すぎるようにも思えけど)ですが、元素記号を繋いでるように見える線の意味もよく分かりません。
なんて思っていたら、ルクセンブルグ小国だけど本気の大真面目でした。
ポーランドのマリー・キュリー生誕150年の切手です。切手デザイン的にはありがちで特に目を惹くような物ではありません(初日印はGOOD!)が、今回気になったのは切手の上にくっ付いてるタブ(切手についてる余白(?)でたまに面白いデザインがあり興味深い)に載ってる2つの「実験装置」と思しき物。
放射線関係の実験何らかの装置とは思いますが、マリー・キュリーで検索しても該当する物が見つかりません。かと言ってマリーの母国の発行した物ですから、いい加減とも思えません。 どなたかお心当たりの方情報お待ちしてます!
ドイツの物理学者バルクハウゼンさんです。強磁性体(鉄、コバルト、ニッケルなど)の磁化する際に生じるノイズを1919年に発見し、「バルクハウゼン効果」とその名を残しています。
実験的には簡単で、強磁性体にコイルを巻き、それにスピーカーをつなぎ、強磁性体に磁石を近づけると、スピーカーから聞こえてくる「ザー」というような雑音で確認できます。 このノイズは強磁性体の磁気の不連続性=磁区によるものと分かっております。とここまでは良いのですが、左のグラフ何をあらわしてるのかさっぱり判りません。一番有名なバルクハウゼン効果を表しているようにも思えません。縦軸・横軸の表記(UgとIa)もそれっぽくありませんが、SDRi = 1の記述に思い当たるふしが全くありません。 どなたかこのグラフの意味と見方がお分かりの方教えて下さい!
なんだかさっぱり分かりません 完全にお手上げ状態です
オーストリアのこの切手CERN(欧州原子核研究機構:ヨーロッパの素粒子物理学研究所の総本山)設立60周年に発行された切手。
ぱっと見た感じ波動関数や演算子っぽいのが量子力学を含んでるような気がします。
またCERNなだけに素粒子理論に関係してるのは間違いないとは思うのですが・・・
それ以上の事は皆目見当がつきません!
物理な方、この式が何をあらわしてるのか教えて下さいちなみにそんなCERNでも何に使ったのか分からない正体不明の写真が多数発見されて情報を募集しているそうです。やっぱ素粒子の世界は難しい!
ちょっと変わった代物を。(お正月でもありますし)
この2000年の年賀はがきの裏面に描かれているのは工業技術院筑波研究センター、そう現在の産業技術総合研究所つくば中央であります。(ちなみに私は左下の茶色い建物に生息しております)
日本郵趣協会の関東会員大会では官製寄付金付き年賀はがき茨城版の裏面デザインと紹介してしまいましたが、その後よく調べてみると無地の年賀はがきに印刷された物である事が判明しました。(図柄がいかにも年賀はがき風のデザインでド素人の物でもなさそうなのですっかり官製だと思い込んでしまいました ゴメンナサイ)
しかし実は同じ図案の1999年版もあります。産業技術総合研究所が独立行政法人として経済産業省の元を外され工業技術院でなくなったのが2年ちょい後の2001年4月1日。とするとそれを三年近く前にはこの事を知っていた研究所か経産省の人間が個人的もしくは組織的に作られたと推測されます。今回はその出所を知りたいという訳です。無論自分の所属している組織の事なので内偵も進めています。 20015/1/31現在ここまで判りました。
このはがき貰った方、知っている方、どんな情報でも良いのでお知らせ下さい
今回はボリビアの切手です。問題は描かれている数式。右、数式部アップ
一見したとき、pとqの積などがあったので不確定性理論に関わる式かと思いましたが、切手にはスペイン語で「国立統計研究所」と書いてあり、量子力学とは関係ありそうにないです。 何を表してる式かお分かりの方教えて!数式大好きなのに、式はその意味を教えてくれない。一方通行の片思い状態です。あぁ、数学もっと勉強しておけばよかったorz
2014年は世界結晶学年です。すでにイスラエルから同年を祝う切手が出ており(ちょいと先走りしてますが)、この他にもインド等から発行される予定があります。
で、このスロバキアの世界結晶学年切手ですが、郵趣の説明によると「元素のTa(タンタル)、Ge(ゲルマニウム)、Te(テルル)の合金の結晶内の電子密度」と書いてありますが、意味がさっぱり判りません。何が判らないかというと
1.何故タンタル・ゲルマニウム・テルルの組み合わせなんでしょうか? 超伝導合金?それとも最近流行りの準結晶?周期表と睨めっこしても??? どういう理由でこの組み合わせが取り上げられたかが謎。
2.電子密度ってなんでこんな形になるの? 金属だから自由電子があって電子雲がのんべんだらりと広がってるのはまだ想像できますがが、この凸凹は何?原子はどこに対応しているの?対称性があるように見えるけど何?お分かりの方どうか教えて下さい><!
2013年はP・ワルデンの生誕50年と言う事でラトビアから切手が出ました。(FDCはこちら)
大学の有機化学の授業では早期に習う最重要反応の一つ求核置換反応で起こるSN2反応で立体配置の反転(分からない方用のもう少し詳しい解説)が起こる事を発見し、この現象はワルデン反転と名付けられた事で有名な御仁です。この切手の初日カバー(FDC)の記念消印にあるλ∞・η∞=const、このSN2反応に関する式のように思えますが、正確な所は分かりません。 お分かりの方教えて!
分からないのは切手ばかりとは限りません。こちらはルーマニアの絵葉書、左のカッシェ(絵の部分)にはいろいろな科学的発見と年号が描いてあります。左上にはベンゼンの共鳴構造(と言ってもポーリングのこの提案は1929年なので、年代が謎ですが)、右上には電子軌道とエネルギー(いや、これも自信無いんですけどね)が描いてあります。
しかし下段の二つがさらに謎です。1937年の気象マークみたいな奴と1962年の何かが発光しているやうな図。これは何なんでしょう?誰か教えて!(結局どれも完全には分かって無いという話ですがA^^;)ちなみにカッシェの上にあるは「1862-1987 ブカレストでのルーマニア社会設立後125年間の科学」と書いてあるようです。
こちらは同じくルーマニアのカバー(使用済み封書)印面にはp-アミノ安息香酸、左のカッシェにもいろいろな分子の構造式が出ていてワクワク物ですが、ここにも分からない事が・・・その1:図の中の三角形ですが、三隅にはC2S、CAS、CMS、横切る曲線の両脇にはeの文字(平衡equilibliumのe?)。一見、三成分相図のようにも見えますが、これは一体何でしょうか?
その2:化学ばっかの中に数式が一つ。これは何を表しているんでしょうか?誰か教えて!あとこれもカッシェの上にある文章は「化学高等教育の75年」と書いてあるようです。
化学熱力学にたずさわる者で知らぬ人はいないJ.W.ギブズ。不均一系での平衡熱力学・統計熱力学を確立したお方で、ギブズの相律、ギブズ自由エネルギーなど多くの熱力学用語にその名を刻んでいます。(私の関わっている界面化学の世界でも活躍し、ギブズの吸着式と名前の付いた式を残しています)その待望のギブズの切手がアメリカから出ました。しかし、この背後の曲線群・・・・いくら敬愛するGibbs様の物でも分かりません>< (何らかのポテンシャル曲面のようにも思えますが確証がありません)
このパターンはなんだ?
「これだ!」と判った方はどうか教えてやってください。 <(_ _)>
昔、広告料を払って消印に広告を入れる広告付き機械印というのがありました。(ローカルな上使用期間も短いので探すのは大変ですが) これもその一品。でも「あとむ煎餅」って・・・ 被爆地の長崎なのに、デザインはきのこ雲、そのくせ「PEACE FROM NAGASAKI」って。オイオイ (今ではとても許可が下りるとは思えません)
日本に原爆が投下され、その残虐な威力に世界が慄いたのが昭和20年の8月。 それからたった6年でそんなイメージは払拭されてしまったのでしょうか?
当時の頃を覚えておられる先輩方、当時の一般の人々にとっての原爆のイメージはどのようなものだったのでしょうか? おかしいのは当時のご時世か、それとも自分の感覚か、はたまたこの煎餅を売り出したおっさん(or おばちゃん)のセンスか?
それとこの煎餅ちゃんと売れたんでしょうか?
回答編
私はキノコが嫌いです。
にも関わらずこの切手買ってしまいました。 そう背景の妙に本物っぽい分子模型がすごく気になるのです。きっと、毒か幻覚成分に違いない。 うん、そうだ!私が嫌いなのだから、そうに違いない! でも証拠が無いんです。 正体にお心当たりの方是非ご一報を
やっぱり毒キノコだそうで・・・・ 外貨獲得の為の切手を乱発している国なので、適当に関係のない分子模型くっ付けただけという可能性も無いとは言えませんが・・・・・真相を知りたいのです!
イギリスのミレニアムシリーズの「DNA解読」です。 3つの二重螺旋はそれぞれ右からDNAのモデル、遺伝子情報の中核である塩基成分の配列(ほらほら、あのAとかGとかCとかTとかいう奴ですよ)、その他の部分(手抜き説明 でも大事なパーツで、コレがないとDNAはバラバラに)の構造を表現しています。とここまでは良いのですが、その二重螺旋の下の四角にも何やらいわくありげな模様が描かれています。
・・・・・何コレ ?
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左切手の御仁がMax von Laue。 結晶によるX線回折現象の発見により1914年ノーベル物理学賞受賞。 そして、右に描かれているのがその回折パターン(通称 ラウエ斑点)。 ここまでは判ります。 しかし・・・
これは何の回折パターンなんだ?
右の切手も判りません。 パターンから判る対称性とラウエの伝記あたりから推測できるかもしれません。「これだ!」と判った方はどうか教えてやってください。
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