逆・質問箱のコーナー解答編


アトム煎餅
お答え:
 原爆による所業を非難されるのを恐れたアメリカは占領時にはGHQによる情報統制を敷き、被爆地の惨状や放射能被害の情報は検閲で削除されていたそうです。それどころか原子力を賛美する報道も多かったようです。その影響で日本人は原爆=すごい威力のある物というイメージが広がっていったようです。

 この広告付き機械印以外にも、原爆投下の三年後の1948年に広島市で創業された「あとむ製薬」が「ピカドン」という名の鎮痛剤を発売し、1949年1月13日の愛媛新聞に広告まで出しています。(実物の広告を載せたかったですが著作権の問題等がありそうなので断念)

 どちらも被爆地である長崎・広島から出ているとは全く皮肉な物です。



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