調整池式発電所は上流の調整池から鉄管を通して流れ落ちてくる水の勢いで水車を回して発電しています。 ところが発電所が何かの拍子で(地震とか)急に止まっってしまうと、流れている水も急に止められ鉄管に過剰な圧力がかかり破裂してしまう事にもなりかねません。(高速道路で目の前で事故が起こってしまうようなモノですな)そこでその水流の逃げ場を作りショックを吸収する設備として作られたのがサージタンクという訳です。ちなみにコレ結構大きな代物で、タンクの周りの螺旋で描かれているのは階段です。(飾りじゃないのよ)
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