最重量*元素
ニホニウムと同時に名称が承認された、現在認定されている元素の中で最大の原子番号を持つ元素。希ガスに属するが半減期が短いので、詳細な性質は不明。希ガスなのでその名前は語尾が〜iumではなく、〜onとなっている。
名前の由来は、超アクチノイド元素の研究に大きく貢献したユーリイ・オガネシアン（切手の人物）。存命中に元素名になった人物としてはシーボーグに次ぐ二件目。
元素記号の枠内の色は、黄色がα崩壊をする事を、緑は自発核分裂をする事を示している。 α崩壊をすると必ず原子番号が２減少し、何の元素になるか分かるのでトレースすることができるが、自発核分裂する時には必ずしも決まった元素に分かれる訳ではないので「元素の履歴書」はそこまでとなる。
* ここで言う最重量とは原子１つ当たりの重さ。希ガスに属するので気体である可能性が高く（合成されたオルガネソンは合計しても数原子、しかもすぐ崩壊するので、確認はされてない）、 密度で言えばそう高くもないと推察される。ちなみに安定元素で一番密度の高い元素はオスミウムで22.57g/cm3。