ウェット系で薄膜を作製し巨視的(=熱力学的)な評価手法と思考法を用いて表面物理化学の視点から現象・プロセスの検討を行っていました。
- その他諸々(守秘義務の為ナイショ)
- 特殊任務(?)
- 時折こういう事もやってました。 業務の一環です。 お間違えの無きように。 今でも個人的に「お呼びとあれば即参上!」でw
- 表面・界面張力測定
- 液体の表面での分子の熱力学的な状態を調べる事ができます。滴容法・静滴法・ウィルヘルミープレート法を使ってます。
古くからある測定であるが基本的なので、今でも意外と需要がある。
- 表面圧測定及びLB膜作成
- 表面圧をコントロールする事で単分子膜中での分子の配列などを変えその単分子膜を累積させる事で、通常では作りにくい構造を構築する事ができます。膜の歪を抑えるMoving Wall完備。
LB(ラングミュアー-ブロジット)膜作成は30年くらい前に流行った手法。 PCのHDが破損した時に制御系プログラムが一蓮托生で再起不能に;; OSもwindows98の為、最新PC用にはプログラムを1から作り直す必要が。。。 古いPCに高い需要があるのはこういう事があるため
- 接触角測定
- 接触角(濡れ)は表面の最外層の状態を反映するので、表面物性を調べる上で最も重要な情報の一つです。状況に応じて液滴法・ウィルヘルミープレート法を使いわけています
作動原理が至ってシンプルなので臨機応変にも使えて便利。高級品の方が必ずしも良いとは限らない。
- ブリュースター(Brewster)角顕微鏡
- 通常目に見えない単分子膜のドメイン構造を、薄膜の反射特性を利用し、視覚化する手法です。
光学系に汚れ(カビ?)が付いてしまい測定に支障が出るように。こういう場合解体清掃するのがベストだが、そもそもそのように設計されてなかった。製作した会社に頼もうにも、潰れてしまったため対応できず。退職時にお別れしました;;こういうのも市販装置あるある。
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