動的接触角測定装置 2011/3/11の震災により成仏されました・・・


1.機器名 :

ウィルヘルミー型動的接触角測定装置

2.型式名 :

3.設置室名:

4.担当者 :

動的接触角測定原理

5.概要  :

 この手法では基板の濡れに対応して起こる力(F)を精密天秤で測定し、接触角を測定する。(右原理図参照) 天秤で計測するので、液適法にくらべ高い精度のデータを得ることができる。 また基板のつけ込み速度・引き上げ速度をモーターで制御する事ができるので、特に前進角・後退角など動的計測に力を発揮する。 また、液滴法に比べ実際に計測できる領域が広く、汚染や測定液体の揮発の影響が少ないので、再現性・信頼性の高いデータを得ることができる。 しかし、広面積の基板表面・大量の計測液体を必要とし、測定法も比較的手間がかかるので、状況において使い分けている。


6.仕様  :

測定感度 ±0.001 degree (メーカー公称)
つけ込み速度・引き上げ速度 2-264 micrometer/sec
サンプルサイズ 最大重量 5g、最大幅 75mm、 最小幅 0.001mm

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