「水シャボン玉(仮名)*1」の作り方

応用編
1. もう一つのコップに洗剤入りの水を用意して(基本編で使った洗剤入りの水を取り分けても可)、砂糖を少々入れて溶かします。
2. その水を基本編3.→5.のやり方で水を落とします。
3. すると今度は水のシャボン玉は沈んでいきます。
  入れる砂糖の量、シャボンの大きさで沈み方も変わります。

  同様の原理でこういう事もできるでしょう
1'. コップの底に洗剤入り砂糖水を壁づたいにゆっくり注いで、下は砂糖水上は水にする
 (コップに砂糖を直接入れてそのままの状態で砂糖が溶けるのを待つのも一手)
2'. このコップに応用編1.で作った砂糖・洗剤入りの水を落とします
3'. 水のシャボン玉(仮名)は砂糖水と水の間で静止する・・・・はずです
 今回は準備期間が短かったので試す事ができませんでしたが、原理的には可能なはずです。お暇な方は試してみては如何?
この応用編は水と砂糖水の密度差を利用しています。ただし、砂糖を入れすぎるとシャボンが壊れやすくなるようです。やはり適量が肝要かと。

上級編
1. 落とす方の水を弱アルカリ(塩素系漂白剤は使わないように)に、コップの方の水を弱酸(お酢やビタミンCを加えてもできます)にします。
2. 弱アルカリにした落とす方の水にフェノールフタレインを少々加えます(水がワイン色になったでしょう)
 耳掻き一杯も要りません。フェノールフタレインは水に溶けにくいのでたくさん入れても無駄無駄無駄無駄ぁ
3. これを使って水シャボン玉を作ると、中に水が入っていることも周りに空気があることも判ります。
 なかなか綺麗でしょう。割れる時も綺麗ですが、じきに色は消えます。
 (これはフェノールフタレインがアルカリではワイン色、酸性では無色だからです)

 簡便法としてフェノールフタレインの代わりに絵の具を使う事もできますが、繰り返しやっているとコップの水も同じ色になってくるので判りにくくなります。


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