弱電統一理論で説明された弱い相互作用と電磁気相互作用は「対称性の破れ」で別の物になります。
切手に描かれてるのはその対称性の破れの例として、電磁気相互作用を媒介する光子γは質量を持たないが弱い相互作用を媒介するウィークボゾンZは質量を持つという違いを表現しています。(この自発的対称性の破れというのも南部陽一郎の提唱したアイデアの一つ)
この対称性の破れというのが厄介で、素粒子理論で面倒くさいのは大抵これに起因してます。
(身の回りに反物質がほとんど無いのもそのせいらしいですし。いっぱいあったらあったで怖いですけど^^; 対称性の破れと言ってもいろいろあるようですが・・・)
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