さっきの切手を温めてやるとこのように内包原子が浮かび上がってきます。
これは背景の黒地が、温度でその色を可逆的に変える、サーモクロミズムインク(示温インク)で描かれているからです。このインク、ロイコ染料か液晶が使われてるようです。
まさに「化学の化学による化学のための」切手と言えるでしょう。来年2011年は世界化学年、日本もこれくらい芸のある切手を出してくれればいいのですが。。。
(ちなみにアインシュタイン奇跡の年1905年の100周年の2005年世界物理年には世界各地で記念切手が発行されましたが、日本郵政は何もしてくれませんでした;;)2011.2.7付記: やっぱり日本郵政、世界化学年も無視してくれはりました。残念><b