ヘパリン

ヘパリン

   最初肝臓から単離された血液凝固阻止作用を有する多糖(糖鎖は分子認識に関わってる事が多い)である。D-グルコサミンとウロン酸の繰り返し構造を持つ。

 途中で血が固まっては困る透析治療や手術後の血栓防止等には不可欠な薬剤である。現在は専ら豚の腸粘膜や牛の肺から作られている。

 オーランド生まれの生化学者エリック・ヨルベスにより初めて単離し、特性を解明された。

 


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