切手周期表

 メンデレーエフが元素の周期表の元祖を提案して150年という事で、2019年は国連のユネスコで決議された国際周期表年となりました。
化学切手同好会でもこれを祝し切手で周期表を作りました。

切手の元素周期表 国内普及版Ver2
国内普及版Ver2
(pdf 4.2MB)
切手の元素周期表 グローバル版Ver5
グローバル版Ver5
(pdf 2.8MB)
解説(40字 各1MB)
1〜39番元素
40〜79番元素
80〜118番元素
解説(150字 各0.6MB)
1〜11番元素   12〜22番元素
23〜33番元素   34〜44番元素
45〜55番元素   56〜66番元素
67〜77番元素   78〜88番元素
89〜99番元素   100〜110番元素
111〜118番元素

 新型コロナ禍で基本メールベースでのやりとりでしたが、たまに集まって作戦会議とかもやってました。当企画は7人メンバーだったので一人あたりだいたい18元素の分担。ネタや切手がいくつもある元素は楽だが、それが中々無いものもあって難儀しました。
 難しいので「解説付き切手で周期表を完成させる」というのは今まで無かった。「よしゃ、世界初で作るんだ!」と息巻いていたら、道半ばの頃メンバーの方がLarry French (St. Lawrence University)の周期表を発見。一旦愕然とするも、じゃあできるだけ彼と違う自分たちらしい日本らしいセレクションと解説でやってやろうじゃないか!と再度の一念発起で頑張りました。この写真はその頃のものだったと思います。

切手の元素周期表 国内普及版Ver2

2018年(平成30年)8月18日 第15回化学史研修講演会後 (東京外国語大学 本郷サテライト) 近くのホテル(の喫茶店?)にて。
参加者(敬称略) 左から 若林文高 (オブザーバー 国立科学博物館)、安部浩司、新井和孝、玉尾皓平(オブザーバー 国際周期表年2019実行委員長)、齊藤正巳、川井正雄、後藤幸平。当日参加出来なかったメンバー:伊藤良一、稲垣由夫。

参照:「切手でつくる元素周期表−化学切手同好会より国際周期表年に寄せて−」川井氏著 『大阪市立科学館研究報告』第29号
  「切手の元素周期表 グローバル版(Ver.5)の紹介新井氏著 『切手の博物館研究紀要』 第16号
  「切手の周期表をつくりました!」新井氏著『化学』Vol. 74, No. 10 (2019), 53-55頁
  IYPT2019記念「切手の元素周期表」制作裏話 川井氏著『化学と工業』11月号 (2019), 960-961頁(最終校:著作権は日本化学会に帰属)


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