3つの世代   量子色力学

  量子色力学は強い相互作用を表記する方法。電気なら+、−、磁気ならN、Sと表現されるように、量子色力学では「色荷(ここでも登場!南部陽一郎はこの概念の導入者の一人)で表現され、色荷の組み合わせが丁度無色になるように強い相互作用が成立する。

 例えば上に表記されている陽子や中性子が仲間に入る「バリオン(重い粒子の意味)では、光の三原色()の色荷を持つ三つのクォークの組み合わせで構成され、グルーオンを介して強い相互作用で結合しています。

 一方、下に記載されている「メソン(中くらいの粒子意味 湯川秀樹が予言したπ中間子はこの仲間)はクォークとクォークの補色の色荷を持つ反クォークで構成され、足すと無色になる組み合わせでできている。

(といっても色荷と実際の光とは関係なく、クォークが光学的な意味での色がついている訳ではないので要注意)


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